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2021/10/10(日) Roland WNA1100-RL の代用
Roland INTEGRA-7を触る機会がありましたのでメモを。

Roland INTEGRA-7のフロントパネルにあるUSB端子にはUSBマスストレージクラスに対応したデバイスとWNA1100-RL(ONKYO UWF-1)が使用できる仕様となっています。

しかし、どういうわけかWNA1100-RLはほとんど流通しておらず(すぐに廃盤になったのでしょうか?)、代用できるものとしてONKYO UWF-1が公式に発表されています。

しかし、UWF-1もすでに市場に出回っておらず、今からUSB Wi-Fiを使うのは難しそうでした。

INTEGRA-7で認識するUSBワイヤレスネットワークアダプターはAtheros AR9271でないとダメなようで、安価に流通している小型のUSBワイヤレスネットワークアダプター(Wi-Fi)は使えないようです。

しかしAR9271を使用したUSBワイヤレスネットワークアダプターはaliexpressあたりで購入するのが手っ取り早そうなので、試しに購入して観たところあっさり認識。そして肝心の動作も問題なさそう。

送料込みでも\1,500程度でしたので、支払い方法(クレジットカード)が心配であればPaypal等を利用すると良いかもしれません。


ONKYO UWF-1が超小型で理想的なサイズですが、こちらのワイヤレスアダプターは本体サイズが大きい(USB端子を破損させないよう注意)が、軽いので中身はスカスカかも。


アンテナが大きいですが、取り外し可能。

2020/04/24(金) QY700のLCDモジュール交換テスト 1年経過
QY700 LED Backlight LCD
入手時からボロボロなQY700の液晶ディスプレイを交換して早1年以上テストしていますが、おおむね良好な印象。
バックライトがLEDなので、MM6などと似た感じの色味ですな。

QY700の液晶ディスプレイの調子が悪い場合はこの変換基板と中国製LCDでこれからも乗り切れるかな?

2019/03/20(水) MACKIE CR3 Monitor Speaker Replacement
HardOffでMackie CR3を\1,080で購入。

・電源は入る
・音はL/Rどちらも出ない

という状態。

メインのパワーアンプICの故障だろうと思って購入。

ところが、実際に故障していたのは電源部分。
ツェナーダイオードが黒く焦げて、付近の電子部品も焦げている。Mackie CR3 Main Board


近いうちに同じツェナーダイオードと付近の焦げた電子部品を買ってこよう。
Mackie CR3 Diode


どうもツェナーダイオードがショートモードで故障して付近のパーツに負荷がかかった感じですね。


このまま常用するのも怖い感じもしますが、直ったら使ってみよう。

2018/09/02(日) 変換基板…。
omame Projectの変換基板のおはなし。

変換基板を作ろうと思い立ったのは、諸事情により所有楽器が増えたことによります。
Panasonic EME-213というゴムベルトを使用するFDDが搭載されたミュージックシーケンサーやらシンセサイザーなどの電子楽器です。
そして、DXシリーズの後継というか…次世代シンセサイザーとして登場した大型で重いSY77やSY99のFDDのゴムベルト交換は面倒だということ。

学生の頃はユニバーサル基板でちまちま配線して使用していましたが、歳をとってくると複数製作することが面倒になり…。

というわけで、変換基板を作ってみようかなぁ…と試しに「所有している楽器の台数+α」程度で作っていたのです。


そしてちょこっとtwitterに投稿してみたり。
消費電流500mA以内なら…こんな使い方も(間違っても500mA以上の器機をつながないように! 楽器が壊れる可能性あり)


本当はもうちょっと安く提供したいところなのですが、小ロットゆえになかなか調達が厳しいもので…。
まぁ、大量に注文があっても作れるのか?ということもありますけれど…。

とりあえず、儲け云々ではなく、メーカー修理を断られてしまうFDD搭載楽器(MSXなども?)が
1台でも多く復活して長く使える手助けができたらなぁという気持ちでぼちぼちやっております。

個人的には憧れのアコースティックピアノに取り付けるピアノプレーヤー関連のリペアパーツも試作してみたのですが、
これはユーザーが限られそうなので、アレですな。

古くからあるアコースティック楽器も、リペアや調整する技術があってこそ後世に残って今でも現役で活躍できるわけですから。

2018/08/20(月) QY700などの320*240dot LCDについて(3)
とりあえず…aliexpressでビクビクしながらLCDユニットを注文しつつも変換基板を試作してみることに。

どうやらバックライト用の電源もLCDユニットへの電源から供給できるユニットが多いようで、
使用するLCDユニットによって工夫しないといけないところですが、
QY700のBACKLITE SAVER(誤字ではなく、そのように表記されています)を活かすべく、
バックライト制御用(DC9V)の電源電圧変換部分も実装。(とは言ってもレギュレーターをのせただk(殴


使用するLCDユニットがネガ・ポジのどちらであっても使えるようICソケットと抵抗移植用のランド付き…。

(実は届いたLCDユニットがポジで…というオチ…その後再発注orz)

■QY700への取り付けについて
LCD固定金具の裏にCCFLインバーター基板を取り付ける場所があるので、
インバーター基板を取り外し、変換基板をそこに取り付けられるようにしてみました。




■実際の様子(YouTube動画)

2018/08/02(木) QY700などの320*240dot LCDについて(2)
5.7inch 320*240dot LCDについて調べていくと、液晶コントローラーチップがLCDユニットに実装されているものと、されていないものが存在するようです。

QY700などでは液晶コントローラーがLCDユニットに実装されていないモデルを選ぶ必要があります。

SY77などの240*64dot LCDは割と多くの電子機器で採用されたDMF5005Nということもあって、ピンアサインも互換性のある代替品が多く存在します。
しかし、320*240dot LCDはモデルによって様々なピンアサインが存在します。

調査した限りではピンコンパチブル、ネジ穴の位置の互換性があるLCDモジュールは探すことができませんでした。

ネジ穴の位置が違うことにより、取り付けには工夫が必要ではありますがピンアサインさえなんとか変換してしまえば、代替可能なLCDユニットはまだある模様。

しかし…LCDユニットが良いお値段でして動くかどうかもわかっていないものの購入はお財布には優しくない…

2018/07/21(土) QY700などの320*240dot LCDについて
YAMAHAではPSR-6000頃から採用され始めた320*240dot LCD。通称(?)青液晶です。
その後もポータトーンやクラビノーバのフラッグシップモデルに採用されていました。
QY700やEOS B2000では大画面液晶を搭載したことが特徴として宣伝されていたように記憶しています。

このLCDは応答速度が遅いのが玉に瑕ですが、動きが激しくなければはっきりしたコントラストでなかなか見やすい画面と感じます。

ふと、その昔バックライト切れのQY700を見たことを思い出しました。
1万円ほどと安かったので買っておけばよかったと今になって後悔…。
今後バックライトが切れてしまうであろうことを想定して、愛機のボロボロになっているQY700を分解して調査することにしました。